時間に追われるママへ|子育て中に自分の時間を作るためにやめたこと

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子育て中、「自分の時間がない」と何度思ったか分かりません。
私は4人の子どもを育てながら働いてきました。
仕事、家事、送迎、習い事、病院。
やることを順番にこなしているうちに一日が終わり、自分のことはいつも最後でした。
そんな私が少しずつ変わったのは、時間に余裕ができたからではありません。
「しんどいときは休む」という選択肢を、自分の中に作ったからだと思います。
「休憩してください」なんて、誰も言ってくれない
一番行き詰まっていた頃、だいぶ先輩のママと雑談をしていました。
私は少しうらやましい気持ちもあって、こんな愚痴をこぼしました。
「いいなあ。私はずっと時間がない。みんなはどんどん子育てが終わっていくのに、私はずっと時間がないまま」
すると、その先輩ママに言われました。
「時間は誰かがくれるんじゃないんだよ。はい、休憩してくださーいなんて、誰も言わないんだから」
その言葉を聞いて、ハッとしました。
家事も育児も、探せばやることはいくらでもあります。
全部が終わるまで待っていたら、自分の時間はなかなか回ってきません。
だからといって、次の日から急に上手に休めるようになったわけではありませんでした。
それでも、その言葉がずっと心に残り、少しずつ意識して休憩を入れるようになりました。
「落ち着いたら自分のことをしよう」と思っていた頃のことは、こちらの記事にも書いています。

休めるときまで、動き続けるのをやめた
私が始めたのは、特別な時間の作り方ではありません。
「休める場面では、先に少し休む」と決めることでした。
- 保育園のお迎え前、家で休める日は10分休んでから迎えに行く
- 習い事を見たい日は見て、しんどい日は車に戻って休む
- 子どもの体調不良で休んだ日は、必要な対応が済んで子どもが眠ったら、自分もゆったり過ごす
保育園に早く着いて近くで待つのではなく、家で休めるときに少し休んでから迎えに行きます。
子どもの体調が悪い日は、もちろん必要な対応をします。
そのうえで子どもが眠っているなら、何かあったときにすぐ動ける距離にいながら、自分まで家事を始めずに休むこともあります。
毎回できるわけではありません。
それでも、「今のうちに何かしなきゃ」だけではなく、「今なら少し休めるかも」と考えられるようになりました。
どんなときでも試合に行かなきゃ、をやめた
上の子たちがスポーツをしていた頃、私はできるだけ試合を見に行っていました。
子どもの姿を見たいし、ほかのママたちと話すのも楽しかったからです。
行かなかったら、あとで後悔するかもしれない。
そう思うと、少しくらいしんどくても行こうとしていました。
あるとき、三男に、
「ごめんね。次の試合、行けないや」
と伝えました。
すると三男は、
「え? 別にいいよ。なんで来るの?」
くらいの軽い反応でした。
そこで初めて、子どもに毎回来てほしいと言われたわけではなく、私が自分で「行かなきゃ」と思っていたことに気づきました。
それから試合へ行かなくなったわけではありません。
見たい試合には行くし、ほかのママたちと話したい日もあります。
でも、しんどいときまで無理をしなくてもいい。
三男のひと言で、「今日は行かない」という選択肢が、私の中にはっきりできました。

行事に行くのをやめたんじゃなくて、しんどい日に休めるようになったんだね。
Wamiiうん。行きたい日は行くし、しんどい日は休む。どちらも選べるようになった感じかな。
家族に頼むたび、全部説明するのをやめた
以前は、子どものことをほとんど私がやっていました。
そのため、予定や持ち物、体調、普段のケアについての情報も、私の頭の中に集まっていました。
わが家の子どもたちはアトピーや肌荒れがあり、肌のケアが必要です。
夫にお願いするたびに説明し、伝え忘れがあれば、やってほしかったことも抜けてしまう。
それなら自分でやった方が早いと思っていました。
でも、それではいつまでも私しか分からないままです。
そこで最近は、家族が自分で確認できるように、必要な情報を残しています。
- 繰り返し必要になる持ち物や注意点は、家族のLINEのノート
- 行事や一度きりの予定は、TimeTreeに入れてプリントの写真も添付
- 体調については、子ども一人につき一冊のヘルスノート
ヘルスノートは、B6サイズくらいの普通のノートです。
熱が出た時刻、吐いた時刻や回数、飲んだ薬などを記録しています。
過去にいつインフルエンザにかかったかも、ノートを見れば確認できます。
夫が病院へ連れて行くときには、必ずその子のヘルスノートを持って行ってもらいます。
今では、習い事や病院は夫が連れて行ってくれることの方が多くなりました。
仕事と育児を一人で抱えないために、わが家でしているほかの工夫はこちらにも書いています。

全部を自分と同じにしてもらおうとするのをやめた
家族に任せても、やり方の違いは気になります。
だから私は、外したくないことと、同じでなくてもいいことを分けるようになりました。
必ず共有すること
- アトピーや肌荒れのケア
- 体調や薬のこと
- 送迎や予定の時間
同じでなくてもいいこと
- 服の組み合わせ
- 髪の整え方
- 家の中の多少の散らかり
- 預けた日に、普段より動画を見る時間が長くなること
夫に任せると、動画を見る時間がいつもより長くなることもあります。
以前はそこまで気になっていましたが、今は、任せた日まで自分と同じ過ごし方にそろえようとはしていません。
何でも気にしないことにしたわけではありません。
肌のケアや体調など、本当に必要なことは共有する。
それ以外は、少しくらい違っても任せる。
そう分けたことで、家族にも頼みやすくなりました。
時間が増えたというより、「休む」を選べるようになった
こうした工夫をしたからといって、自由な時間がたくさん増えたわけではありません。
今も予定はあるし、家事もなくなりません。
でも以前の私には、「やる」という選択肢しかありませんでした。
- 見たい日は見る
- 行きたい日は行く
- しんどい日は休む
- 自分だけで抱えず、家族に任せる
今は、その日の自分に合わせて選べるようになりました。
先輩ママに言われた、
「休憩してくださいなんて、誰も言わないんだから」
という言葉。
言われた直後は何も変えられなかったけれど、今もずっと心に残っています。
子育て中は、自分だけでは決められないこともたくさんあります。
いつでも休めるわけではないし、頼れる状況も家庭によって違います。
それでも、最初から自分を選択肢の外に置かなくてもいい。
自分の時間は、自分で作って守っていい。
私にとって自分の時間を作ることは、家族のことを諦めることではありません。
今の自分がどうしたいかを、毎回の選択肢の中に残しておくことなのだと思います。



