仕事で質問するのが苦手。聞きたいことを「確認」に変えたら少し楽になった話

こんにちは、Wammyです。
仕事で説明を聞いている時、
「ここ、確認したいな」
と思うことがあります。
でも私は、その場ですぐに質問するのがあまり得意ではありません。
昔は、質問が苦手なのは、
「そんなこともわからないの?」
と思われるのが怖いからだと思っていました。
もちろん、そういう気持ちがまったくないわけではありません。
でも最近、自分の中では少し違う気がしてきました。
私が本当に苦手なのは、
聞きたいことを、相手に伝わる形にして質問することなのかもしれません。
「何を聞きたいの?」と相手を困らせるのが嫌だった
質問したいことはあります。
でも、それをそのまま言葉にすると、自分でも何を聞きたいのかわからないような聞き方になってしまうことがあります。
頭の中では、
- この部分が気になる
- ここが少し引っかかる
- たぶんこういう意味だと思うけど、合っているのかな
と、ぼんやり疑問はあります。
でも、その疑問がまだ言葉の形になっていない。
その状態で質問すると、相手に
「何を聞かれているんだろう?」
と思わせてしまう気がします。
私は、それが苦手です。
バカにされることよりも、
相手に伝わらない質問をして、困らせてしまうことの方が嫌なのかもしれません。
だから、質問する前に頭の中で何度も整理しようとしてしまいます。
そして整理しているうちに、話が次へ進んでしまったり、タイミングを逃してしまったりします。
質問のしやすさは、性格だけで決まるわけではない
質問が苦手というと、自分の性格や説明力の問題だけのように思ってしまいます。
でも実際には、質問のしやすさは、自分の内面だけで決まるものではないと感じています。
たとえば、こんなことにも左右されます。
- 相手との関係性
- 席の距離
- 声をかけるタイミング
- 相手が忙しそうかどうか
- 一度聞いた時の反応
- 自分がその人に聞いていいと思えているか
- 質問する内容がまだまとまっているかどうか
たとえば、隣の席の人には比較的聞きやすいです。
少し顔を向けて、
「今いいですか?」
と声をかけやすい距離にいるからです。
でも、席を立って聞きに行く相手だと、それだけで少しハードルが上がります。
相手が作業中だったり、集中しているように見えたりすると、
「今話しかけたら迷惑かな」
と考えてしまいます。
その人が席を外していて、戻ってきたタイミングなどは、少し声をかけやすい気がします。
逆に、忙しそうな雰囲気だったり、少しそっけない反応をされた気がしたりすると、次からさらに聞きづらくなります。
その結果、本来聞くべき人ではなく、聞きやすい隣の席の人に聞いてしまうこともあります。
それは、その人を避けたいからではありません。
ただ、質問するまでのハードルが高くなってしまっているだけなのだと思います。
「質問」ではなく「確認」と考えると、少し楽になる
私の場合、
「質問しなきゃ」
と思うと、少し構えてしまいます。
ちゃんと聞かなきゃ。
わかりやすく説明しなきゃ。
相手に伝わるように言葉を選ばなきゃ。
そう思うほど、逆に何を言えばいいのかわからなくなります。
でも、最近は少し考え方を変えました。
質問ではなく、確認する。
そう考えると、少しハードルが下がります。
わからないことを全部うまく説明しようとするのではなく、
「ここまでの理解で合っていますか?」
「この部分だけ確認してもいいですか?」
と聞く。
それだけで、相手にも伝わりやすくなるし、自分の言葉選びも少し楽になります。
質問というより、確認。
この言い換えだけで、聞く側の気持ちはずいぶん変わる気がします。
Wammy『質問があります』より、『確認させてください』の方が、私は声掛けしやすいな
私が使いやすい確認フレーズ
たとえば、こんな言い方なら少し聞きやすくなります。
- 確認したいことが一つあります
- ここまでの理解で合っていますか?
- この部分だけ確認してもいいですか?
- 私の理解だと〇〇なのですが、合っていますか?
- 念のため確認させてください
- 今すぐでなくてもいいので、あとで確認したいです
- ここだけ判断に迷っているので、確認してもいいですか?
こういう言い方にすると、
「全部わかりません」
ではなく、
「ここを確認したいです」
という形になります。
聞かれる側も答えやすくなるし、聞く側も少し安心できます。
質問する前に、頭の中を3つに分けてみる
聞きたいことがぼんやりしている時は、頭の中を3つに分けると少し整理しやすくなります。
- わかっていること
- 迷っていること
- 確認したいこと
たとえば、
- ここまではわかりました
- でも、この部分の判断で迷っています
- なので、〇〇という理解で合っているか確認したいです
こんなふうに分けると、質問というより確認に近くなります。
最初からきれいに話そうとしなくても、
「整理しながら話してもいいですか?」
と前置きしてもいいと思います。
質問が苦手な人は、何も考えていないわけではありません。
むしろ、相手に伝わるように考えすぎて、言葉が出なくなることもあるのだと思います。
教える側にもできることがある
もちろん、聞く側が整理して質問することも大切です。
でも、教える側や指導する側にも、できることはあると思います。
たとえば、
「わからなかったら聞いてね」
と言われても、実際にはなかなか聞けないことがあります。
相手が忙しそうだったり、少しそっけない反応に見えたりすると、
「また聞いてもいいのかな」
と迷ってしまうからです。
私自身も、忙しい時はそっけない返事になってしまうことがあります。
「あとで聞くね」と言ったまま、忘れてしまうこともあります。
だからこそ、教える側に立つ時は、
- 「一度で全部わからなくても大丈夫」
- 「あとからもう一回聞いても大丈夫」
と思ってもらえる雰囲気を作ることが大切なのかもしれません。
質問する側は、相手のちょっとした表情や返事を、思っている以上に見ています。
一度聞きづらいと感じると、次からは聞きやすい人に聞いてしまうこともあります。
それは怠けているわけでも、指導役を避けたいわけでもなく、
「また聞いていいのかな」
と迷ってしまうからです。
理解しやすい教え方に出会って、気づいたこと
今の職場で教えてくれている指導役の方は、教え方がとても丁寧だなと感じることがあります。
ただ手順を説明するだけではなく、こちらが理解しやすい方法を探してくれるのです。
私の場合、口頭だけで説明されるよりも、画面を見ながらメモを取ったり、OneNoteにスクショを残したりする方が理解しやすいです。
それを察してくれたのか、向かいの席にいる時でも、Teamsで画面共有をしながら説明してくれることがありました。
同じ空間にいるのに、わざわざ画面共有で教えてくれる。
それが、私にはとてもわかりやすかったです。
説明の内容だけではなく、
「この人が理解しやすい方法は何だろう」
と考えながら教えてくれている感じがして、すごくありがたかったし、素晴らしい姿勢だなと思いました。
そして同時に、前の職場で自分が教える側だった時、私はここまで相手に合わせて教えられていただろうか、とも思いました。
忙しさを理由に、さっと説明して終わりにしていたこともあったかもしれません。
相手が本当に理解できたかどうかよりも、
「説明した」
という事実だけで安心していたこともあったかもしれません。
今は指導する立場ではありません。
でも、教わる側になってみて初めて、教える側の姿勢がこんなにも大事なのだと感じています。
わかりやすく教えるというのは、ただ説明することではなく、
相手が理解しやすい形を一緒に探すことなのかもしれません。
Wammy教わる側になって初めて、「説明する」と「相手が理解できるように伝える」は違うんだなと感じました。
質問しやすい環境を作るために、できること
質問する側にも、教える側にも、それぞれできることがあると思います。
聞く側ができることは、たとえばこんなことです。
- 「質問」ではなく「確認」と考えてみる
- わかっていること、迷っていること、確認したいことを分ける
- 最初からきれいに話そうとしすぎない
- 「整理しながら話してもいいですか?」と前置きする
- 今すぐでなくてもいい時は「あとで確認したいです」と伝える
教える側ができることは、たとえばこんなことです。
- 「わからなかったら聞いてね」だけで終わらせない
- 区切りのいいところで「ここまでで確認したいことある?」と聞く
- 忙しい時は「今は難しいから、〇分後に聞いて」と具体的に伝える
- 「あとで」と言ったら、できるだけあとで声をかける
- 一度で理解できなくても大丈夫、という空気を作る
- 相手が理解しやすい方法を探す
ちょっとしたことですが、これだけでも質問のしやすさは変わる気がします。
質問できるかどうかは、本人の勇気だけの問題ではありません。
聞きやすい距離、聞きやすいタイミング、聞き直しても大丈夫だと思える空気。
そういうものに支えられて、やっと聞けることもあります。
「あとで聞いてね」のあとに、もう一度声をかけてもらえると助かる
教える側が忙しいのは、もちろんわかります。
仕事中なので、いつでも丁寧に対応できるわけではありません。
でも、
「今は手が離せないから、10分後に聞いて」
「あとでこっちから声かけるね」
と言ってもらえると、質問する側はかなり安心します。
そして本当にあとで声をかけてもらえると、
「あ、聞いてもよかったんだ」
と思えます。
逆に、何度か「あとで」と言われたまま流れてしまうと、次から声をかけるのが少し怖くなります。
だから、質問しやすい環境を作るには、
「聞いていいよ」と言うだけではなく、
聞き直しても大丈夫な空気を作ることも大事なのだと思います。
質問できない人を、やる気がないと決めつけないでほしい
質問してこない人を見ると、
「本当にわかっているのかな」
「やる気がないのかな」
と思うこともあるかもしれません。
でも、質問できない側からすると、頭の中ではいろいろ考えていることがあります。
- 今聞いていいのかな
- この聞き方で伝わるかな
- 相手を困らせないかな
- もう少し自分で整理してから聞いた方がいいかな
そんなことを考えているうちに、タイミングを逃してしまうこともあります。
もちろん、聞かないまま進めてしまうのはよくありません。
でも、質問できない人が何も考えていないわけではないと思うのです。
質問が苦手な私が、少しだけ楽になった考え方
質問が苦手な人に必要なのは、
もっと勇気を出すことだけではないのかもしれません。
聞きたいことを、相手に渡しやすい形にすること。
「質問」ではなく「確認」と考えてみること。
そして、何度でも聞き直していいと思える空気があること。
この3つがあると、質問する側も、教える側も、少し楽になる気がします。
私はまだ、質問が上手な人ではありません。
聞きたいことをすぐに言葉にできないこともあります。
それでも、
「確認させてください」
という言葉なら、少しだけ口に出しやすい。
質問が苦手なのは、理解力がないからではなく、
聞きたいことを丁寧に伝えようとしている途中なのかもしれません。
そう思えるだけで、少し気持ちが軽くなりました。
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