スキルがないと悩む人へ|掛け算で仕事を作る考え方

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「私には、これといったスキルがない」

仕事を探したり、これからの働き方を考えたりするとき、そう感じることはありませんか。

以前の私も、自分の経験を一つずつ見ながら、どれも中途半端な気がしていました。

  • 長く続けてきた事務の仕事
  • 人と接する仕事で身につけた聞く力
  • 職業訓練や実務で学んだデザイン
  • 子育てをしながら働いてきた経験
  • ブログを書くなかで身につけた構成や言葉の整理

どれか一つだけを取り出すと、「特別なものではない」と思ってしまいます。

でも今は、ばらばらに見える経験も、組み合わせることで自分らしい強みになると感じています。

この記事では、私自身の経験を振り返りながら、「スキルの掛け算」について考えてみます。

Wamii

一つずつ見ると普通に思えて、自分には何もないような気がしてたんだよね。

でも、同じ経験の組み合わせを持っている人は、意外と少ないのかも。


目次

スキルは、資格や肩書きだけではない

「スキル」と聞くと、資格や専門的な知識、特別なソフトを使えることを思い浮かべるかもしれません。

もちろん、それらも大切なスキルです。

でも、仕事の中で使っている力は、それだけではありません。

  • 相手の話を聞き、必要なことを整理する
  • たくさんの情報から、重要なものを選ぶ
  • 相手が迷わないように、順番を整える
  • 期限から逆算して、作業を進める
  • わかりにくいものを、伝わる形に直す

こうした力は、毎日の仕事で何度も使っているため、自分では「できて当たり前」と思いやすいものです。

私も、自分の得意なことを聞かれると、以前はうまく答えられませんでした。

けれど、これまでの仕事を振り返ると、職種が変わっても繰り返し使ってきた力がありました。

私の中でつながった「事務×デザイン」

私は長く事務の仕事をしたあと、職業訓練でWeb制作やデザインを学びました。

その後、Webバナーや販促物の制作にも携わりました。

現在は再び事務の仕事をしています。

一見すると、デザインの仕事から離れたように見えるかもしれません。

でも、資料や表を作るときには、今もデザインの経験を使っています。

  • 最初に見てほしい情報はどこか
  • どの順番なら内容を理解しやすいか
  • 文字や余白が詰まりすぎていないか
  • 表の項目や色を増やしすぎていないか
  • 初めて見る人でも迷わず使えるか

特別なデザインソフトを使わなくても、WordやExcel、PowerPointで資料を整える場面はあります。

事務で培った「正確に整理する力」に、デザインで学んだ「見やすく伝える視点」が加わったことで、私なりの仕事の進め方ができました。

職業訓練からデザインの仕事へ進み、実際の職場で経験したことはこちらにまとめています。

接客や子育ての経験も、仕事の中に残っている

私の経験の中には、事務とデザイン以外にも、人と接する仕事や子育てがあります。

接客や受付の仕事では、相手が何を知りたいのかを考えながら話を聞いてきました。

子育てでは、予定どおりに進まないことや、急な変更への対応を何度も経験しています。

それらも、今の仕事とまったく関係がないわけではありません。

相手が困っていることを聞き、情報を整理して、次に何をすればいいのか見通しを立てる。

この流れは、事務でも、デザインでも、個人で相談を受けたときにも使ってきました。

私は、何かを一から描くことよりも、相手の話や情報を整理して、伝わる形へ整えることが得意なのだと思います。

これは、いくつかの仕事や経験を重ねて、ようやく言葉にできたことでした。

ブログも、私にとってはスキルの掛け算

このブログにも、これまでの経験がつながっています。

  • 事務の経験:情報を整理し、順番を考える
  • 接客の経験:読んでいる人が知りたいことを想像する
  • デザインの経験:文章や画像を見やすく整える
  • 子育てと仕事の経験:自分が実際に迷ったことを言葉にする

ブログだけを見れば「文章を書く活動」ですが、その中では複数の経験を使っています。

絵本づくりも同じです。

言葉を考えること、構成を作ること、色や見せ方を考えること。

会社の仕事とは違って見えても、これまで身につけたものが土台になっています。

Wamii

ブログも絵本も、仕事と別のことをしていると思ってたけど、使っている力はつながってるんだよね。

経験を捨てずに、使う場所を変えている感じだね。

自分の「掛け算」を見つけるための4つの質問

自分にはどんな経験があるのか、すぐには思いつかないこともあります。

そんなときは、資格や肩書きから離れて、次の質問を考えてみてください。

  • 仕事や暮らしの中で、長く続けてきたことは何か
    事務、接客、家計管理、子育て、趣味など、仕事以外の経験も含めて考えます。
  • 人から頼まれやすいことは何か
    資料の確認、説明、相談、段取りなど、自分では普通だと思っていることに得意が隠れている場合があります。
  • つい工夫したくなることは何か
    表を見やすくしたい、文章を整えたい、手順をわかりやすくしたいなど、自然に気になる部分を探します。
  • やっていて苦になりにくいことは何か
    得意なことは、必ずしも華やかなことや、強く自信を持てることとは限りません。

一つだけでは普通に見える経験も、二つ、三つと並べると、その人らしさが見えてきます。

たとえば私の場合は、単に「事務ができる」「デザインができる」だけではありません。

話を聞くこと、情報を整理すること、伝わる形に整えること。

この組み合わせが、今の私の強みになっています。

見つけた強みを、すぐ仕事にしなくてもいい

自分の得意なことが見つかっても、それをすぐに転職や独立につなげる必要はありません。

今の仕事の中で少し使ってみる。

趣味やブログで試してみる。

誰かに相談されたときだけ、小さく引き受けてみる。

そんな使い方でもいいと思います。

私も現在は、会社の仕事と、ブログや絵本などの個人活動を組み合わせています。

一つの仕事だけに自分のすべてを合わせるより、いくつかの場所で経験を使う今の形が、私には合っていました。

フリーランスを目指したあと、会社の仕事と個人活動を組み合わせる「複業」に近い働き方を選んだ理由はこちらに書いています。


まとめ|ばらばらな経験も、並べてみるとつながっている

特別な資格や、一つの強い専門分野がないと感じても、それだけで「スキルがない」と決まるわけではありません。

これまで続けてきたこと。

人から頼まれてきたこと。

つい工夫したくなること。

それらを並べてみると、自分が何度も使ってきた力が見えてきます。

一つひとつは普通に見えても、その組み合わせには、自分が歩いてきた経験が表れます。

「自分には何もない」と感じたときは、新しい資格を探す前に、これまでやってきたことを書き出してみてください。

仕事として身につけたことだけでなく、暮らしや子育て、趣味の中にも、これから使えるものが残っているかもしれません。

見つけた経験を履歴書でどのように伝えるかは、こちらの記事にまとめています。

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