育児ブランクがある履歴書の書き方|仕事探しで私が意識したこと

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育児によるブランクを経て、久しぶりに仕事を探すことになったとき。

「今の私に、履歴書へ書けることなんてあるのかな」

7年、10年と仕事から離れていたら、以前の経験をどこまで書いていいのか迷うこともありますよね。

私自身は、子育て中も働き方や職場を変えながら仕事を続けてきました。それでも、仕事を探すたびに自分の職歴を見ながら、「私には何ができるんだろう」と不安になったことがあります。

以前の仕事から時間が空いていたり、未経験の職種へ応募したりすると、立派な経歴がなければ選んでもらえないような気がするものです。

でも、履歴書を書き直すなかで私が意識したのは、自分を大きく見せることではありませんでした。

これまで経験したことの中から、応募する仕事につながる部分を探し、相手に伝わる言葉へ整えること。

この記事では、7年、10年など長い育児ブランクがある方にも参考になるように、私がこれまでの仕事探しで、履歴書や職務経歴書を作るときに意識してきたことをまとめます。

応募書類の形式や必要な書類は、求人によって異なります。実際に応募するときは、求人票や応募先からの案内も確認してくださいね。

目次

まずは、これまで経験したことを書き出した

履歴書を書き始める前に、私はこれまでの仕事を一度整理しました。

会社名や勤務期間だけでなく、実際に何を担当していたのかも書き出します。

  • どのような仕事を担当していたか
  • 仕事の中で使っていたソフトや道具
  • 周囲から任されることが多かった仕事
  • 自分なりに工夫していたこと
  • 仕事を通して身についた知識や考え方

一つひとつは普通に思えても、書き出してみると、長く使ってきた力や繰り返し任されてきたことが見えてきます。

仕事から離れていた期間が長い場合も、まずは「昔のことだから」と省かずに書き出してみると、今の仕事につながる経験が見つかるかもしれません。

自分の経験を整理する方法は、こちらの記事にもまとめています。

履歴書と職務経歴書は、役割を分けて考える

履歴書と職務経歴書には、少し違う役割があります。

  • 履歴書:学歴や職歴、資格、志望動機など、基本的な情報をまとめる
  • 職務経歴書:これまで担当した仕事や身につけたことを、より具体的に伝える

履歴書だけで、これまでの経験をすべて詳しく説明しようとすると、かえって読みにくくなることがあります。

勤務先や在籍期間などの基本情報は履歴書へ。

担当業務や工夫したこと、応募先で生かせそうな経験は、職務経歴書で補うと整理しやすくなります。

職務経歴書を提出しない場合は、履歴書の職歴欄に担当業務を簡潔に付け加える方法もあります。

「学びたい」だけで終わらせず、今できることも添える

未経験の仕事へ応募するときや、久しぶりに仕事へ戻るとき、「一生懸命学びたい」と書きたくなることがあります。

学ぶ意欲を書くこと自体が悪いわけではありません。

ただ、それだけでは、これまでの経験や現在できることが伝わりにくい場合があります。

私は、学びたい気持ちに加えて、次のことを考えるようにしました。

  • これまでのどの経験が、応募先の仕事につながるか
  • 今の自分にできることは何か
  • 経験を使って、どのように仕事へ取り組みたいか

たとえば、「未経験ですが学びたいです」だけで終わらせず、次のように経験とのつながりを添えます。

これまでの事務経験で身につけた、正確に情報を整理する力を生かしながら、新しい業務も一つずつ覚えていきたいと考えています。

華やかな言葉を使うよりも、自分が実際に経験したことと、応募する仕事との接点を伝えることを意識しました。

求人票やホームページを見て、伝える経験を選ぶ

同じ自分の経歴でも、応募する仕事によって、伝えたい部分は変わります。

そのため、私は求人票や応募先のホームページを確認しました。

  • どのような仕事を任せたいのか
    仕事内容や必要な経験、使用するソフトなどを確認します。
  • どのような人を求めているのか
    正確さ、対応力、スピードなど、求人票で繰り返し使われている言葉を見ます。
  • 自分のどの経験とつながるのか
    過去の仕事内容や工夫したことから、応募先で生かせそうなものを選びます。

求人票に書いてある言葉を、そのまま並べればいいわけではありません。

「自分にも同じ経験があるか」「それを説明できる具体的な出来事があるか」を考えます。

自分を応募先に合わせて作り変えるのではなく、持っている経験の中から、相手に伝わりやすい部分を選ぶ。

私が意識していたのは、そのくらいのことでした。

昔の経験も、今の仕事につながることがある

以前の仕事から時間が空いていると、「7年も前の経験を書いていいのかな」「10年前の仕事なんて、もう意味がないのでは」と思うこともあるかもしれません。

でも、その経験が応募先の仕事とつながるなら、伝える材料のひとつになります。

私自身、面接でこれまでの仕事について話したとき、募集要項にはなかったIllustratorの経験について聞かれたことがあります。

Wamii

面接で急に「Illustratorは使えますか?」と聞かれて、ちょっとびっくりしたんだ。

求人票に書かれていなくても、過去の経験が別の仕事につながることもあるんだね。

その職場では、事務の仕事に加えて、画像や資料を作る経験も生かすことができました。

もちろん、過去の経験をすべて詳しく書けば、必ず評価されるということではありません。

応募する仕事に関係する経験や、今も使える知識を選び、事実に沿って伝えることが大切だと思います。

私が職業訓練やデザインの仕事で経験したことは、こちらの記事にまとめています。

育児ブランクを、無理に立派な経験へ変えなくていい

育児で仕事から離れていた期間を、どう説明すればいいのか迷うこともあります。

特に7年、10年と期間が長くなると、「この空白をどう書けばいいんだろう」「不利に見られないかな」と不安になることもあると思います。

けれど、育児期間を無理に「マネジメント経験」や「仕事と同じ実績」として見せる必要はないと思います。

仕事から離れていた理由を聞かれたら、育児をしていたことを簡潔に伝える。

そのうえで、現在は働く準備ができていることや、仕事へ戻りたい理由を説明します。

もしブランク中に勉強したことや、資格取得、職業訓練、地域での活動などがあれば、事実として書くことができます。

特別な活動をしていなかったとしても、実際より立派に見せる必要はありません。

ブランクがあることをごまかすよりも、これまでの経験と、今の自分ができることを落ち着いて伝える。

私自身も仕事探しでは、自分を大きく見せるより、面接でも自分の言葉で話せる内容にすることを意識してきました。

履歴書は、PCと手書きのどちらがいい?

履歴書をPCで作るか、手書きにするかも迷いやすいところです。

応募先から作成方法を指定されている場合は、その案内に従います。

特に指定がなければ、PC作成でも手書きでも構わない場合があります。

私は、修正しやすく、同じ情報を何度も書き直さずに済むため、PCで作成することが多くなりました。

  • 応募先に合わせて志望動機を修正しやすい
  • 文字の大きさや位置をそろえやすい
  • 書き損じによる作り直しを減らせる
  • 保存して、次の応募でも基本情報を使える

ただし、PCで作っただけでパソコンスキルの証明になる、手書きなら熱意が伝わる、と一律に決まるものではありません。

大切なのは、応募先の指定を守り、誤字や記載漏れのない読みやすい書類にすることです。

迷う場合は、応募先やハローワークへ確認すると安心です。

提出前に確認しておきたいこと

履歴書と職務経歴書ができたら、私は内容をもう一度見直します。

  • 会社名や学校名を省略せず、正式名称で書いているか
  • 西暦と和暦が混ざっていないか
  • 入社・退職年月に間違いがないか
  • 雇用形態を正しく書いているか
  • 求人票で指定された書類がそろっているか
  • 志望動機が、ほかの応募先の内容のままになっていないか
  • 面接で聞かれたとき、自分の言葉で説明できる内容か

厚生労働省の履歴書様式や、履歴書・職務経歴書の詳しい書き方は、ハローワークの公式ページで確認できます。

ハローワーク「履歴書・職務経歴書の書き方」

ハローワークでは、応募書類の添削や相談に対応している窓口もあります。

久しぶりの仕事探しで不安なときは、一人で完成させようとせず、見てもらう方法もあります。


まとめ|自分を大きく見せず、経験と仕事の接点を伝える

育児によるブランクがあると、自分には書けることが少ないように感じることがあります。

7年、10年と仕事から離れていても、それまでの経験までなくなってしまうわけではありません。

過去の仕事を振り返り、応募する仕事との接点を探すと、今だからこそ伝えられることが見つかる場合があります。

  • これまで担当した仕事を書き出す
  • 応募先が求めていることを確認する
  • 経験の中から、仕事につながる部分を選ぶ
  • 実際の出来事を添えて、自分の言葉で書く

立派に見える言葉へ無理に置き換えなくても大丈夫です。

面接でも説明できる、事実に沿った内容に整えることを、私は大切にしてきました。

Wamii

履歴書だけで全部を決めてもらうというより、まずは「会って話してみたい」と思ってもらえたらいいんだよね。

背伸びをせずに、これまでの経験をわかりやすく届けよう。

履歴書を整えたあと、面接で子どものことや勤務条件をどう伝えるかは、こちらの記事にまとめています。

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