子どもが夜中に痒がる時の対策|4児ママが実践したアトピー・乾燥肌ケア

「ママ、かいて……」
子どもの肌のかゆみ。
夜中に起こされることもあれば、お風呂上がりにかき始めたり、気づいたら腕や足に引っかき傷ができていたり。
わが家の4人の子どもたちは、乾燥肌やアレルギー体質があり、長男が小さかった頃から数えると、20年近く子どもの肌のかゆみと付き合っています。
もちろん、4人とも同じではありません。
小さい頃からかゆみが強かった子もいれば、中高生になってからアトピーが悪化した子もいます。
そんな中でわが家では、保湿する、爪を整える、必要に応じて冷やす、気になる状態が続けば皮膚科などで相談するということを、その時の肌の様子に合わせながら続けてきました。
この記事では、4人の子どもを育てる中で、わが家が続けてきた「子どものかゆみ対策」をまとめます。
※この記事は、わが家の子育ての体験をまとめたものです。かゆみの原因や必要な治療は一人ひとり異なります。症状が続く時や肌の状態が気になる時は、皮膚科や小児科などで相談してください。
子どもがかゆがる時、わが家でしていること
子どもが「かゆい」と言った時、昔の私はとにかくかいてあげていました。
特に夜中は、こちらも眠いので、
「はいはい、どこ?」
と背中をかいて、そのまま寝てもらおうとしていたこともあります。
ところが、
「もっと」
「そこじゃない」
「強くかいて」
となると、なかなか終わりません。
子どもの肌を長く見ているうちに、「かいてあげる」だけではなく、その時の状態に合わせていくつかの方法を使うようになりました。
- 乾燥している時は、普段使っている保湿剤を塗る
- かきむしった時の刺激を少しでも減らせるよう爪を整える
- 本人が気持ちよさそうな時は、布で包んだ保冷剤などで短時間冷やす
- かゆみや肌荒れが続く時は、皮膚科などで相談する
どれかひとつで全部解決するというより、わが家ではこのあたりを組み合わせながら付き合っています。
乾燥している時は、いつもの保湿ケア
子どもがかゆがっている時、肌が乾燥しているようなら、わが家では普段使っている保湿剤を塗ることがあります。
特にお風呂上がりや冬場は、肌が乾燥しやすい時期。
以前は「かゆい」と言われると、そのまま背中をかいていましたが、今は
「ちょっと塗ろうか」
と声をかけることも増えました。
夜中に使うことが多かった時期は、保湿剤を手の届きやすい場所に置いていました。
眠い中で別の部屋まで取りに行かなくていいだけでも、私にはかなり違いました。
もちろん、保湿だけで十分とは限りません。
赤みや湿疹が続いていたり、処方されている薬がある場合は、その子の肌の状態に合わせたケアについて先生と相談しています。
寝ている間のかきむしりに備えて、爪を整える
子どもが起きている時なら、「かかないよ」と声をかけることもできます。
けれど、寝ている間のかきむしりはなかなか止められません。
朝起きたら、腕や足に引っかき傷ができていることもありました。
そこでわが家では、爪を短くするだけでなく、切った後に残った角を爪やすりでなめらかにすることも続けています。
小さい頃、爪を切ったばかりなのに引っかき傷ができることがあり、
「切った後の角も意外と鋭いんだな」
と感じたのがきっかけでした。
長年使っているガラス製の爪やすりについては、こちらの記事で詳しく書いています。

かゆみが強い時は「冷やす」ことも
もうひとつ、わが家で昔からよく使っているのが、小さな保冷剤です。
布で包んだ保冷剤をかゆがっているところに短時間当てると、子どもたちが「気持ちいい」と落ち着くことがありました。
特に夜中、眠いのにかゆくて寝られない時には、わが家では何度も助けられています。
これは治療の代わりというより、「今かゆい」という時に、わが家でしてきた一時的な工夫という位置づけです。
保冷剤の使い方や、目のまわりをかゆがっていた娘に使った保冷アイマスクについては、別の記事にまとめています。

子どもを触る自分の手が刺激になっていたことも
これは、ある冬の日に子どもから言われて気づいたことです。
いつものように背中を触っていたら、
「ママの手、痛い」
と言われました。
爪を立てていたわけではありません。
水仕事で荒れていた私の指先そのものが、子どもの肌にはザラザラしていたんですよね。
良かれと思って触っていても、肌が敏感な時には刺激になることがあるんだと、その時初めて気づきました。
それからは、子どもの保湿をするついでに自分の手にも保湿剤をなじませることが増えました。
「子どものために自分のケアもしなきゃ」と考えるより、ついでに塗っておくくらいの方が、私は続けやすいです。
夜中の「かいて」は、親もしんどい
子どものかゆみで、私自身が特につらかったのは夜中でした。
「ママ、背中かいて」
と言われて背中をかいて、やっと眠ったと思ったら、しばらくしてまた起こされる。
子どもがつらいのは分かっていても、翌朝仕事がある時などは、こちらもかなり眠いです。
昔は「私がかいてあげなきゃ」と思っていました。
今は、保湿剤を使ったり、冷たいものが気持ちよさそうなら少し冷やしたり、使えるものを使っています。
全部を親の手だけで何とかしなくてもいい。
長く付き合ってきて、私はそう思うようになりました。
家のケアだけで何とかしようとせず、皮膚科にも相談する
4人の肌を長く見てきて感じるのは、家でできることだけで何とかしようとしなくていい、ということです。
わが家の子どもたちも、小児科や皮膚科で相談しながら、その時の肌の状態に合わせて処方された薬や保湿剤を使ってきました。
受診した時には、肌を見てもらうだけでなく、
「夜中に何度も起きる」
「寝ながらかきむしっている」
「この場所だけ繰り返す」
など、家での様子もなるべく伝えるようにしています。
子どもによって症状も違いますし、年齢によって使う薬やケアも変わってきました。
「わが家と同じものを使えば大丈夫」という話ではなく、気になる時に相談できる場所があること自体が、私には安心につながっています。
小さい頃と中高生では、肌との付き合い方も変わった
4人を育てていると、肌の悩みも年齢と一緒に変わってきました。
小さい頃は、親が保湿剤を塗って、爪を整えて、病院にも連れていけます。
中高生になると、自分でケアする時間が増え、生活リズムや食生活も親の思う通りにはなりません。
わが家では、むしろ中高生になってからアトピーが悪化した子もいました。
小さい頃とは違う難しさを感じています。
そのあたりは、こちらの記事で詳しく書いています。

子どものかゆみ対策は、ひとつに決めなくていい
子どもがかゆがっていると、見ているこちらも何とかしてあげたくなります。
私も長い間、背中をかいたり、薬を塗ったり、爪を整えたり、いろいろなことをしてきました。
20年近く付き合ってきても、「これをすれば大丈夫」というひとつの方法があるわけではありませんでした。
肌の状態を見ながら保湿する。
かきむしりが気になる時は爪を整える。
冷たいものが気持ちよさそうなら少し冷やす。
そして、気になる時は病院で相談する。
わが家では、そんなふうにその時使えるものを組み合わせながら、子どもの肌と付き合ってきました。
同じように子どもの「かゆい」に困っているご家庭の、ひとつの体験談として参考になればうれしいです。
子どものかゆみ対策についてよくある質問
- 子どもがかゆがる時、まず何をしていますか?
-
わが家では、まず肌の様子を見ています。乾燥しているようなら普段使っている保湿剤を塗り、冷たいものを気持ちよさそうにする時は、布で包んだ保冷剤を短時間使うこともあります。繰り返すかゆみや肌荒れが気になる時は、医療機関で相談しています。
- 保湿だけしていれば大丈夫ですか?
-
わが家では、保湿だけで済ませず、その時の肌の状態に合わせて皮膚科などで相談しています。赤みや湿疹などがある場合に必要な治療は、一人ひとり異なります。
- 寝ながらかきむしる時はどうしていますか?
-
完全に防ぐことはできませんが、わが家では爪を短くし、切った後の角を爪やすりでなめらかにするようにしています。爪やすりについては別の記事でも詳しく紹介しています。
- 夜中にかゆがる時はどうしていますか?
-
肌が乾燥している時は普段使っている保湿剤を塗り、本人が冷たいものを気持ちよさそうにする時は、布で包んだ保冷剤を短時間使うこともあります。わが家での夜中の保冷剤の使い方は、別の記事にまとめています。
- かゆみで病院に相談する時、何を伝えていますか?
-
わが家では、肌の状態だけでなく、「夜中に何度も起きる」「寝ながらかきむしっている」「同じ場所を繰り返しかいている」など、家で気づいた様子も伝えるようにしています。
- 保冷剤を使ったかゆみ対策について詳しく知りたいです
-
わが家での保冷剤の使い方や、目のまわりをかゆがっていた娘に使った保冷アイマスクについて、別の記事にまとめています。




