保育園からの呼び出しが不安なママへ|4人を育てて感じた5つの備え

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仕事中、スマホの画面に「保育園」の文字が出る。

何度経験しても、あの瞬間はドキッとしました。

子どもの体調が心配。

途中になっている仕事も気になる。

職場の人に、また迷惑をかけてしまうかもしれない。

いろいろなことが一気に頭に浮かんで、電話に出る前からぐったりしてしまうこともありました。

Wamii

電話が鳴っただけなのに、「また帰るって言わなきゃ」って、それだけで気が重くなっていました。

わが家には4人の子どもがいます。

子どもによって体調を崩す頻度も症状も違いましたが、保育園からの呼び出しは何度も経験してきました。

その中で感じたのは、呼び出しを完全になくすことはできないということ。

ただ、朝の様子をよく見たり、呼ばれたときの段取りを決めたりすることで、慌てる気持ちを少し減らすことはできました。

この記事は、体調の悪い子を無理に登園させたり、園からの連絡を避けたりするためのものではありません。登園や受診については、利用している園の決まりや医師の指示を優先してください。

目次

保育園から連絡が来る基準は、体温だけではありません

以前の私は、「37.5度になったら必ず呼び出される」と思っていました。

でも、園が見ているのは体温だけではありません。

こども家庭庁の「保育所における感染症対策ガイドライン」でも、子どもの平熱を把握したうえで、機嫌や食欲、水分が取れているかなどを含めて判断することが示されています。

  • いつもの平熱と比べてどうか
  • 元気や機嫌はどうか
  • 食事や水分が取れているか
  • 嘔吐や下痢がないか
  • 咳や呼吸が苦しそうではないか
  • いつもと違う様子がないか

一方で、実際の登園基準や保護者への連絡基準は、園によって異なります。

まずは入園のしおりや園からのお知らせで、利用している園の決まりを確認しておくと安心です。

参考:こども家庭庁「保育所における感染症対策ガイドライン」

わが家で続けていた、5つの備え

ここからは、4人の子どもを保育園に預ける中で、わが家が意識していたことを書いていきます。

どれも、病気を完全に防げる方法ではありません。

全部を毎日きちんとできていたわけでもありません。

できそうなものだけ、家庭に合う形で取り入れてもらえたらと思います。

1.朝は体温と一緒に「いつもとの違い」を見る

朝の検温は、数字を記録するだけではなく、子どもの様子を見る時間にもしていました。

  • 朝ごはんをいつも通り食べたか
  • 水分を取れているか
  • 顔色や機嫌はどうか
  • 咳や鼻水で夜中に起きていないか
  • 便の状態はいつもと違わないか

子どもは、自分の不調をうまく言葉にできないことがあります。

熱はなくても、ごはんを残したり、ぼんやりしていたり、いつもより抱っこを求めたり。

そういう小さな違いのほうが、体調の変化に気づくきっかけになることもありました。

2.鼻水がつらそうなときは、無理のない範囲でケアする

小さいうちは、まだ自分で上手に鼻をかめません。

わが家では、鼻水が多くて寝苦しそうなときに、電動鼻吸い器を使っていました。

鼻水を吸ったから病気にならない、熱が出ない、というわけではありません。

それでも、鼻づまりが少しラクになり、眠りやすそうにしていることはありました。

朝晩必ずと決めるよりも、鼻水の量や子どもの様子を見ながら、無理のない範囲で使うほうが続けやすかったです。

Wamii

鼻をかめるようになるまでが、思っていた以上に長かった子もいました。

3.少し怪しい日は、睡眠を優先する

鼻水が出ている。

いつもより少し不機嫌。

なんとなく疲れているように見える。

そんな日は、夕飯やお風呂を簡単にして、できるだけ早く寝られるようにしていました。

「30分早く寝かせれば翌日は元気になる」とは限りません。

それでも、体調が怪しい日に予定を詰め込まず、家族みんなで早めに休むことは、わが家には合っていました。

洗い物は翌日でも大丈夫。夕飯も簡単なもので十分。子どもの体調が怪しい日は、親も一緒に休む日にしていました。

4.登園時は、家での様子をそのまま伝える

いつもと少し違うところがある日は、登園時に先生へ伝えていました。

大切なのは、元気に見せることではなく、家での様子をそのまま共有することです。

「昨夜は鼻づまりで2回起きました。今朝はごはんをいつも通り食べています」

「今朝はいつもより少し体温が高めでした。機嫌と食欲は普段通りです」

「もともと便がゆるめですが、今日はいつもより水っぽく感じました」

先生は、登園後の子どもの姿しか見ることができません。

前日の夜や朝の様子を伝えておくことで、その後の変化にも気づいてもらいやすくなります。

ただし、情報を伝えたからといって、呼び出しを待ってもらえるわけではありません。

園では集団生活の安全も含めて判断しているので、連絡が来たときは園の判断に従います。

先生にお願いするためではなく、一緒に様子を見るための情報共有だね。

5.呼び出されたあとの流れを決めておく

電話が来てから、夫婦で「今日はどっちが迎えに行く?」と相談するのは、思っている以上に疲れます。

わが家では共有カレンダーを使い、それぞれの外せない予定を確認できるようにしていました。

  • 迎えに行けない時間を夫婦で共有する
  • 園から最初に連絡する人を決めておく
  • 診察券や医療証、お薬手帳などをまとめておく
  • かかりつけ医の診療時間を確認しておく
  • 病児保育など、使える制度の利用方法を調べておく

病児保育などは、使う予定がなくても事前登録が必要な場合があります。

実際に利用するかどうかはそのとき決めるとしても、選択肢を知っているだけで少し安心できました。

仕事も「途中で帰るかもしれない」前提で整えておく

呼び出しの電話が怖かった理由のひとつは、仕事を途中にしたまま帰らなければならないことでした。

「あの資料は私しか分からない」

「どこまで進めたか、説明している時間がない」

そんな状態だと、子どもの心配に仕事の不安まで重なってしまいます。

そこで、普段から次のことを意識していました。

  • 資料は職場のルールに沿った共有場所へ保存する
  • どこまで終わったか簡単なメモを残す
  • 今日中に必要なことを先に進める
  • 引き継ぎ相手と連絡方法を確認しておく

すべての仕事でできることではありませんが、「急に帰る可能性がある」と考えておくだけでも、少し動きやすくなりました。

朝から迷う日は、休ませることもありました

熱はない。

でも、なんとなく目がぼんやりしている。

朝ごはんをほとんど食べない。

昨夜は咳や鼻づまりで何度も起きた。

そんな朝は、登園させるか休ませるか、本当に迷いました。

仕事を休めない日もあります。

朝の時点では、体調が悪くなるかどうか分からないこともあります。

それでも、調整できる日には「今日は休ませよう」と決めることがありました。

一日休んだから翌日には治る、という保証はありません。

ただ、いつ電話が来るか気にしながら働くより、最初から予定を切り替えたほうが、親子ともに落ち着いて過ごせる日はありました。

休ませるか迷ったときは、体温だけでなく、食事・水分・睡眠・機嫌などを含めて見ます。呼吸が苦しそう、ぐったりしている、水分が取れないなど心配な症状がある場合は、医療機関へ相談してください。

早退が続くと、職場への申し訳なさもつらくなる

子どもの心配と同じくらい苦しかったのが、職場への申し訳なさでした。

「また休んでしまった」

「周りにどう思われているだろう」

お迎えに向かいながら、そんなことばかり考えていた時期があります。

謝罪だけで終わらず、引き継ぎと感謝を伝える

急な早退では、迷惑をかけてしまうこともあります。

だから謝ってはいけない、ということではありません。

ただ、「すみません」だけを何度も繰り返すよりも、必要な引き継ぎと感謝を一緒に伝えるようにしていました。

「急で申し訳ありません。作業はここまで終わっています。残りはこちらです。対応していただき、ありがとうございます」

誰かに助けてもらったときは、次に自分ができる日に返していけばいい。

そう思えるようになるまでには、私も時間がかかりました。

呼び出しが多い時期は、ずっとは続きませんでした

わが家の場合は、1歳前後に呼び出しが多く、3歳頃から少しずつ減っていきました。

末っ子は、年長の一年間は保育園から一度も呼び出されずに過ごしました。

もちろん、体質や環境によって違います。

それでも、呼び出しが続いていた頃に感じていたほど、同じ状態がずっと続いたわけではありませんでした。

Wamii

当時は終わりが見えなかったけれど、振り返ると本当に一時期のことでした。

よくある疑問

37.4度なら登園させてもいい?

体温だけでは決められません。普段の平熱や機嫌、食欲、水分、咳なども確認し、利用している園の基準に従います。いつもと明らかに様子が違う場合は、園や医療機関へ相談してください。

鼻吸い器を嫌がるときはどうする?

無理に長く続けず、機器の説明書に従って短時間で行います。鼻水や鼻づまりが強い、呼吸が苦しそうなど心配な場合は、小児科や耳鼻科へ相談してください。

呼び出しが続いて、職場に行くのがつらいです

申し訳なく感じるのは、それだけ仕事にも子どもにも責任を持っているからだと思います。必要な引き継ぎをしたら、まずは子どもの迎えに向かう。それで十分な日もあります。

呼び出しをなくすより、慌てないための準備を

どれだけ気をつけていても、子どもが体調を崩すことはあります。

保育園からの呼び出しは、親の体調管理が足りなかったという通知ではありません。

子どもの変化に園が気づき、家族へつないでくれた連絡です。

呼び出しをなくそうとするよりも、

  • 朝の様子をよく見る
  • 園へ家での様子を伝える
  • 家族で迎えの段取りを共有する
  • 急に帰っても困らないよう仕事を整える

その準備があるだけで、電話を受けたときの混乱は少し小さくなりました。

仕事を途中で切り上げて、子どものところへ向かう。

それだけでも、十分に頑張っています。

今日はお迎えまでできた。それで終わりにしていい日もあるよ。

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